8月7日〜9日に長崎で行われた原水禁世界大会に原が参加してきました。
7日は北海道団の結団式で山脇佳朗さんの被爆体験を聞かせて頂きました。原爆投下直前の様子や、直後の爆心地付近の様子などを詳しくお話ししていただき、原爆の恐ろしさを改めて認識させられました。午後には世界大会の開会総会があり長崎市長やノルウェー政府代表の方など世界中から集まった多くの人たちの話を聞くことが出来ました。また福島の代表団からは原水禁世界大会において原発も核兵器と同じ扱いとする提言がされました。
8日は分科会で、少人数のグループで被爆者の方のお話を聞く「青年の広場」に参加してきました。戦争中のお話しを聞かせていただき、戦争は絶対にしてはいけないというメッセージをいただきました。その後の青年同士のディスカッションでは、被爆体験を語ることのできる人が減ってきている問題などを共通認識するとともに、今回の大会で学んだことを周知していくことから始めましょうという決意をしました。
9日には閉会総会が行われ、開会総会同様に世界各国の代表の挨拶などがありました。また、北海道団でも登壇し、これまで北海道内で行ってきた署名などの活動の報告を行いました。
この他にも自由行動の時間には原爆資料館や平和公園・爆心地公園を訪れることができ、原爆の恐ろしさを目の当たりにしました。今回の経験を周囲の人にも伝えていき、核兵器や戦争のない世界を目指していきたいと思います。