2014年4月8日火曜日

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.2

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.2



みなさん、こんにちは。看護師の梅前です。

前回の続きを報告致します。さて、私が参加した学会のパネルディスカッションやシンポジウム、ポスター発表ですがどれも大変素晴らしいものでした。しかし、一つ一つ報告すると長くなってしまいますのでその中から抜粋してご紹介したいと思います。



 私が現在勉強中である緩和ケアや看取り、このことについての発表がいくつかありました。多くの人が心配であろう「自宅での看取り」や「一人暮らしの自宅看取り」は現在の在宅医療では可能なのでしょうか?





答えは可能です。



「介護が大変だから入院」「一人暮らしだから入院」「お金がないから入院」という時代ではなくなっているというのを最近実感し、この学会に参加してその思いはさらに強くなりました。その理由は二つあります。一つはこういうケースでは入院の適応がなくなってきているということです。入院できるベッドがありません。多くの病院は前回ブログにあげた大会長の挨拶にあったように治す医療のための病院です。支える医療を行う病床は現在減っており介護系施設への移行や自宅療養がすすめられています。そして、二つ目は安心する術があれば上記の問題は消えてしまうからです。



次回につづく



参考:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83200