2013年6月7日金曜日

家庭医療=勤医協医療+α

6/6(木)、泉京子院長が「家庭医療って何?」をテーマに勤医協小樽診療所で
講演を行いました。
家庭医療学が登場した医学を取り巻く背景と歴史から、生物・心理・社会理論を用いて病の要因となる複雑な関係を丁寧に診ていくことの大切さ、そしてこの間月寒ファミリークリニックで取り組んできた全職種参加のカンファレンスや振り返りなどを紹介しました。
「家庭医療とは、今まで勤医協が大事にしてきた医療そのもの。それを体系化していくことが家庭医療の実践です。日々の実践を形にし、共有し、振り返りを行うことで、私たちの医療活動に確信を持ち、発展させていきましよう」の呼びかけに、「早速明日から取り組みを進めていきます」の返答があり、家庭医療実践の広がりを予感・・・!

講演後の懇談では、小樽診療所がこの間取り組んできた地域実態調査や様々な医療活動を教えていただき、月寒ファミリークリニックでも参考にしたいヒントをたくさんもらうことができました。改めて、各診療所の実践を交流しあうことの大切さを実感する機会となりました。