2013年7月19日金曜日

第3回 健康相談会

7/18(木)、第3回目の健康相談会を開催しました。
今回の学習テーマは「熱中症予防」、講師は椎名江利子看護師です。

"熱中症"とは、高温環境のもとで体の水分・塩分のバランスが崩れ、体のさまざまな調節機能が破綻してしまうことです。
高齢者や心臓病・糖尿病などの持病を持っている方が熱中症になりやすいと言われています。
特に高齢者は、体内の水分量も小児や成人に比べ少なく、暑さを感じにくかったり、喉の渇きを感じにくい、などの特徴があります。

熱中症の症状は、めまいや頭痛、嘔気などの軽症・中等症から意識障害などの入院治療が必要な重症までさまざまです。
熱中症を予防するためには、こまめに水分・塩分補給をすることが大切です。実際に、500mlのペットボトルに0.5〜1gの食塩を入れた食塩水を試飲しました。市販のスポーツドリンクや脱水状態のときに飲む経口補水液と飲み比べをして、参加者は自分の好みを選んでいました。

その他、以下の熱中症予防対策が紹介され、まだまだ暑い日が続くこの夏を元気に過ごしましょう!と呼びかけました。
◎屋外では日傘をさす、帽子をかぶる、室内では換気をする、風通しをよくする
◎服装は吸汗・速乾性の素材で明るい色の服を
◎日頃から運動や汗をかく習慣をつける
◎緊急時の連絡先を寝室・居間・電話のそばなど、すぐに目に付く場所に置く



次回の健康相談会は8/22(木)14:00〜 月寒ファミリークリニック待合で行います。
テーマは「レントゲン・心電図検査」です。
一般診療はもちろん、健康診断などでも幅広く実施されるレントゲン・心電図検査。"一体、何を見ているの?どのような異常や病気がわかるの?"これらの疑問に詳しく応えます。ぜひ、みなさんの参加をお待ちしています!!