2014年4月21日月曜日

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.3

みなさん、こんにちは。看護師の梅前です。前回の続きです。

「自宅看取り」のお話です。

「介護が大変だから」…そうですね、とても大変です。プロである私でも疲弊するのにそれを毎日変わってもらえる相手もいず行うのは物理的心理的に難しいと思います。

「一人暮らしだから」…そうですよね、頼る相手がいないととても心配だし、不安になると思います。仮に友達がいたとしても本音で病気のこと、自分のお金のこと、最期の迎え方、亡くなった後のことお話しできるでしょうか。

「お金がないから」…お金がないといい医療、介護が受けられない!?お金がない時はお金がある所から頂きましょう(※泥棒や借金ではないですよ)。

想像してみてください。もし、住み慣れた自宅で信頼のおける医療と介護を自分や家族が納得した上で十分に受けることができ、しかもそれが低額で受けられたら…。そして、制度に守られて安全安心して行政サービスを受けられるとしたら…。

このように安心してその地域で生活できるように「地域包括ケアシステム」という考え方が医療従事者(特に在宅医療)、介護従事者、地方自治体などの間で広まっています。「地域包括ケアシステム」とは厚生労働省が推奨しているもので、住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるように、「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の五つのサービスを一体的に受けられる支援体制のことです。今回の学会でもキーワードとして各発表者が用いていました。

この「地域包括ケアシステム」の実現のために私たちのクリニックで大切にしているのが「多職種連携」と「地区視診」です。

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参考:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83200

http://www.geocities.jp/ogasawaranaika/

   http://www.nagaoclinic.or.jp/

   http://www.neriya.jp/index.htm

2014年4月8日火曜日

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.2

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.2



みなさん、こんにちは。看護師の梅前です。

前回の続きを報告致します。さて、私が参加した学会のパネルディスカッションやシンポジウム、ポスター発表ですがどれも大変素晴らしいものでした。しかし、一つ一つ報告すると長くなってしまいますのでその中から抜粋してご紹介したいと思います。



 私が現在勉強中である緩和ケアや看取り、このことについての発表がいくつかありました。多くの人が心配であろう「自宅での看取り」や「一人暮らしの自宅看取り」は現在の在宅医療では可能なのでしょうか?





答えは可能です。



「介護が大変だから入院」「一人暮らしだから入院」「お金がないから入院」という時代ではなくなっているというのを最近実感し、この学会に参加してその思いはさらに強くなりました。その理由は二つあります。一つはこういうケースでは入院の適応がなくなってきているということです。入院できるベッドがありません。多くの病院は前回ブログにあげた大会長の挨拶にあったように治す医療のための病院です。支える医療を行う病床は現在減っており介護系施設への移行や自宅療養がすすめられています。そして、二つ目は安心する術があれば上記の問題は消えてしまうからです。



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参考:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83200

2014年4月3日木曜日

スキーはニセコ

 2月23日、月寒FC、もみじ台内科、黒松内診療所のスキー仲間がニセコスキー場に集合。
 普段は、診療・医療活動と忙しくしている中、和気あいあいとスポーツに汗を流しました。
 当日は、普段の心がけが良かったと見えて思いっきりの快晴。羊蹄山を見ながら滑るのは、天下一。もちろん温泉とビールもついていました。

2014年3月31日月曜日

第16回日本在宅医学会大会に行ってきました!part.1

みなさん、こんにちは。看護師の梅前です。

3月1日〜2日静岡県浜松市で行われた第16回日本在宅医学会大会に行ってきました。日本在宅医学会大会とは訪問診療医のみならず在宅医療に携わるすべての職種が参加し、講演を聞いたり、活動報告、研究発表をしたり非常に興味深い、そして盛りだくさんな学会です。



私たちのクリニックでも訪問診療を行なっています。最近、何かと耳にする「超高齢社会」や「自宅看取り」。私たちが住み慣れた地域で安心して暮らす、そして住み慣れた地域で最期の時を過ごすにはどんな医療が行われているのか。その最先端を見て、感じて、学んできました。



 今回大会長を務めた坂の上ファミリークリニック:小野宏志先生の大会あいさつの一部です。「現在日本は、治す医療においては世界でもトップレベルの水準を維持しています。それに比べて、支える医療においては先進国の中でも低い水準に甘んじています。これからの日本が安心して人生を全うできる社会になるには、もちろん治す医療も大切ですが、支える医療をより充実させていかなければなりません。そのために、在宅医療を充実させなければなりません。誰もが住み慣れた自宅で暮らしたいのです。また誰もが、必死で自分を育ててくれた親を、本当は安心して自宅で住まわせてあげたいのではないでしょうか。もちろん、すべての人が自宅で最期まで暮らすことができるわけではありません。しかし、少しでも多くの人のその気持ちをかなえてあげることができるように、在宅医療は広まっていくべきです。在宅医学会は、そのような成熟した社会になるような道標にならなければならないと思います。」私が目指したい医療、そして地域作りはこの言葉に集約されていると思います。



 次回につづく



参考:http://www.zaitakuigakkai.org/

http://www.ccs-net.co.jp/zaitaku16/index.html

第3回月寒フェスタを開催しました。

第3回月寒フェスタを開催しました。

月寒フェスタは1年間の「こんな取り組みが出来た!がんばった!」をスタッフひとりひとりが自分の言葉で発表し振り返る「みんなの自慢大会」です。

2011年に月寒ファミリークリニック単独で始まった月寒フェスタも、3年目の今年は北区ぽぷらクリニック・余市診療所・黒松内診療所からも参加していただき大変賑やかなフェスタへと成長しました。どの診療所の「自慢」もそれぞれに志向を凝らされておりとても楽しく、そして各診療所の奮闘ぶりが伝わるとても魅力的な内容でした。

各診療所の報告に先立ち室蘭診療所所長の渋谷譲先生より「私と民医連診療所」をご講演いただきました。先生が医師を志し民医連医療と出会ったストーリーから始まり、診療所所長としての医師人生の始まり。離島健診。専門医研修。回復期リハ病棟の開設。社会情勢や制度改悪の荒波。困難な状況の中でもチーム医療を続けられてきた先生。様々な経験を経て現在は診療所医療を担う今の先生のご奮闘ぶり。たくさんの貴重なお話しを聞かせていただきました。

参加者の中には先生のお話しを初めて聞く若い職員もおり、民医連の歴史や先生の医師としての軌跡を知ることが出来て感動し励まされました!などの感想が寄せられていました。



2011年にスタートした北海道勤医協家庭医療センターは今年で4年目に突入します。これからさらに広がりを見せ輝きを増す、家庭医療と月寒フェスタをどうぞご期待ください。

参加していただいた多くの皆様ありがとうございました。

2014年2月1日土曜日

月寒サミット~「診療所と病棟をつなぐこれからの緩和ケア」

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1月22日(水)、今年度3回目となる月寒サミットを開催しました。
月寒サミットは、職員が学びたいテーマに沿って外部講師をお招きして学習するものです。今回は、勤医協中央病院ホスピスケアセンター長・緩和ケア科科長の小林良裕先生を講師に「緩和ケア」について学びました。
・近代医療と緩和ケアの考え方の違いは、「死」をどのように捉えるかの違い。 ・緩和ケアは全人的苦痛(=身体的苦痛・精神的苦痛・社会的苦痛・スピリチュアルな苦痛)に対応する。 ・人が生きることを尊重し、誰にも例外なく訪れる死を早めることも遅らせることもしない。 ・医療者もやがて病を得、老い、死に行く存在であるという点において患者と平等である。 ・"心にかける(care)"こととは、共にいること・共に泣くこと、共に感じること、痛みを共にすること。 ・心にかけること(care)が第一の関心事であれば、その結果として治療(cure)が恵みとして受け取られる。
勤医協中央病院ホスピスケアセンターの特色は、24床全室個室・室料差額なし、そして無料低額診療や生活相談も行っていることです。医師・看護師、その他職種への緩和ケア研修の場でもあり、多職種によるチーム医療で入院・外来・往診間のスムーズな移行と連携を行っています。
高齢化やがん患者の増加に伴い、今後ますます診療所と病院、そして緩和ケア科との連携は重要になっていきます。この学習会を機に、民医連綱領にある「無差別・平等の医療」を更に前進させていこう、と確認しあいました。

2013年12月2日月曜日

豊平区清田区健康友の会観楓会

10月26日、一昨年の好評を受け今年も美唄温泉「ピパの湯ゆうりん館」で観楓会を開催、43名の参加者がありました。

快晴、眼下には赤黄の丁度みごろな紅葉が連なっていました。「この景色を見ただけでも来た甲斐があった」と歓声があがりました。

早速風呂に入る人。普段は温泉に来られない、介助がないと入浴できない方、そんな方々も職員や友の会員と一緒なら安心して入浴でいるととても嬉しそうです。パークゴルフに興じる人。午前中はあっという間でした。

おいしいご馳走を前にして会話も弾みます。はじめて参加された4名の方の自己紹介もありました。参加されたからは、「とても楽しい一日」との感想でした。私たちの生活は、政治・経済の影響を受け厳しいものですが、皆で集まって楽しく過ごすことで、団結し「毎日を元気に過ごしていく原動力になるのだと学びました。今年度から友の会役員の方は「友の会と絆を持っていればいつでも力になってもらえるよ」と4名の入会者を土産に参加、大喝采を博しました。

後半は恒例のカラオケ大会。「待っていました」と10名余りの方が日ごろ鍛えた喉を披露。歌声に涙を流す人もいました。これがまた皆さん本当に上手なんです。デュエットもあり中には興に乗り職員と若々しいマンボにルンバとダンスも飛び出すにぎわいで大盛況でした。厳しい寒さを前に楽しい秋の一日となりました。

車中で訴えていた「いつでも元気」誌購読も一気に4部も増えて大収穫でした。